【無いものは】ハイゼットカーゴのアームレストをDIY【作る】
お久しぶりです。おみけんです。
今回は🎉祝「ドゥーパ」掲載記念!ハイゼットカーゴのアームレストを作るの記事です。
実際に作ったのはずいぶんと前なのですが、まとめていなかったので久しぶりのブログということでまとめていきたいと思います!
制作のきっかけ
ある日突然、乗っていたミニバンが故障 ⇒ そのまま廃車となってしまった為、新しい車を用意しないといけなくなったのですが、最近はやりの軽バンカスタムをやってみたくてハイゼットカーゴを入手。
ところが、そこは商用車。アームレストなんて付いていません。長年アームレストの付いたミニバンに乗っていたので、アームレストがどうしても欲しい。
最初は市販で良さそうなものがあればと思っていたのですが、調べてみてもなかなか皆さん苦労していて、これっというものが見つかりません。
じゃあ、DIYで本気で作ったらいいんじゃない?ってことで自作することにしました。
ちなみに作成過程は動画にしてYoutubeにアップしています。
パート1から完結編までの三本立てです。
土台を作る
まず、土台があれば上は何とでもなるかな?っということで、サイドブレーキ周辺を分解して、土台になる板をMDF板で作りました。この時は後で作り直すつもりで、軽い気持ちで作ったのですが、結構、細かく調整したので、面倒になってそのまま使うことにしました。皿ボルト2本で固定します。
土台部分は細かく寸法取りして、後で忘れないようにcaDIY3Dで図面化してあります。欲しい方は居るかな?いちおう、ダウンロードできるようにしておきます。
注意事項:
caDIY3D-Xがインストールされていないと図面を見ることが出来ません。
また、採寸は、あくまで手で測ったものなので正確ではありません。
ご了承ください。
形を模索
で、全体の形をどうしようかと悩んだのですが、イメージがなかなかわかないので、段ボールを使って試作をして形を決めました。ひじ掛けの高さもここで確認しています。
加工開始
形は決まったので、本体を作ります。MDF板を切って側面を作りました。ここでは綺麗な曲線を出すために、一枚だけ念入りにサンディングして形を決めた後、自作のトリマーテーブルで倣い加工を行い二つの側面を作っています。曲線部分にはこちらもトリマーテーブルを使って曲線に沿った溝を掘り、薄い合板を差し込んで前面を作っています。
外装はフェイクレザー、ひじ掛け部分は本革
外側の仕上げにはフェイクレザーを巻いて、車内の雰囲気に馴染ませています。
フェイクレザーの貼り付けにはG17(ゴムのり)を使いました。塗布後、乾燥させてから貼り合わせることが出来るので、落ち着いて作業できるのがいいですね。広い面にはスプレータイプも使用しています。フェイクレザーなので、ドライヤーで温めて引っ張りながら貼ると曲面にもフィットして綺麗に貼ることが出来ました。
ひじ掛け部分はよく触る部分なので、合皮よりも丈夫な本革を使います。
合板で土台を作って、チップウレタンスポンジを載せたあと、本革で作ったカバーをかぶせて、裏からタッカーで固定しています。(ちょっと白い縫い糸が見えているのは自作の愛嬌)
ドリンクホルダーも作る
アームレストとしてはここまでですが、せっかくなのでドリンクホルダーも作りました。こちらは針葉樹合板を積層して作ってあります。
綺麗な曲線を出すために、自作のディスクサンダーで磨いて仕上げました。
完成!
あとは合体して、取り付けて完成です。
体重を掛けても壊れない頑丈なアームレストが出来て満足しています。
めっちゃ、駆け足でしたが、こんな感じで作りました。
ひじ掛け部分は糸が見えてて、ちょっとカッコ悪いのでいつか作り直したいと思います。ドリンクホルダーが縦向きなのは、椅子をスライドさせても干渉しない様にするためです。直径75㎜の穴ですが、ほとんどの500mlペットボトルが入ります。
作成過程の細かいところは動画の方が詳しいので、そちらを参照してみてください!
やっぱ、ひじ掛けいいですね!
ドリンクホルダーもめっちゃ便利です。