男前なハンガーラック第二弾最終回【棚部分の作成】
こんにちは。
男前なハンガーラック第二弾。今回は棚部分の作成記事です。
今回の記事で、このハンガーラック第二弾の作成記事は完結です。
フレーム部分の作成
フレーム材料の木取りから
棚部分は大きく分けて全体のフレームと棚板部分の2つに分けて作成します。まずはフレーム部分を作成。
メインになるのは30 x 45mmの杉材。
前面側に傾斜を付けた設計なので、たくさんの角度切りを行うという 面倒な設計 😂ですが、マグネット式の直角切り治具を使えば、割と手早く加工できます。👍
ハンガー部分を作った時は、サンダーで表面処理を行いましたが、結構時間が掛かってしんどかったので、自動カンナで綺麗に仕上げました。
直角切り治具に問題?
おおむね直角に切断できるマグネット式の直角切り治具ですが30㎜の厚さになると、 少し精度に問題 が。🤔
アサリなしのライフソークラフト145は、用途からして薄く、しなる鋸刃です。これが、厚い材料だとマグネットの影響が少なくなる切り終わりの頃に外に逃げるみたいで、微妙に直角が出ない(切り方が悪いのかも...。でも切り方に依存しないための治具ですよね...。)。
材料を裏表から切り進めると割と直角が出るのですが、設定が面倒なのと、慎重にセットしないと切断面が合いません。何か一工夫が必要なのかも。
もっと大きなアサリなし鋸なら問題ないのかもしれません。要、検討ですね。
側面のフレーム完成
左右の側面のフレームを組み立てました。上の写真では二組のフレームが重なって写っています。見ての通り、作業台に納まらない大きさ。取り回しに一苦労。
左右のフレームを繋ぐ
左右のフレームを接続していきます。無理くり作業台の上で作業を進め...。
フレーム完成
フレームが完成しました。
写真でみるとわかりませんが、かなり捻じれています。😫
多分、棚板を入れると安定してくるとは思うのですが...。
安い杉材 だと、捻じれや反りのあるものも多いので(というかまっすぐな材はほとんどない)、家具作りにはあまり向いていないかも。少し高くても一つ一つ吟味して買える木材を利用した方が手間はかからないでしょうね。
短く切り刻んでしまうなら影響は少ないかもしれませんが、1mを超える長い部材がある場合は、少し苦労します。
棚板部分の作成
棚板部材の板取り
続いて、棚板部分を作成します。棚板はヒノキの板材と21 x 36㎜の杉の角材を使って作ります。構造としてはフレームにひっかける形になります。
こちらはテーブルソーを使ってばーっとカット。
部材への細かい加工
ビスを打ち位置に下穴を開けておいてから、少しだけ皿取りをしておきます。
このヒノキの板はプレーナー掛け済みの板材ですが、割と綺麗な表面をしていたのでそのまま利用。
棚板の組み立て完了
4段の棚板が完成しました。
フレームにはめるとこんな感じです。フレームの捻じれも強制されて安定しました。
この棚板にはダイソーの300円ランドリーボックスを収納する設計です。
仮置きししてみた感じが次の写真です。まあ、設計通りではありますが、ぴったりと収まっていい感じです。
最後の仕上げ
見える部分のビス穴に丸棒でダボ埋めしていきます。
この後、オールドウッドワックスで塗装して完成となります。
棚部分完成!
フレーム部分をオールドウッドワックスで塗装して棚部分の完成です!
棚板は敢えて塗装せずにツートンカラーにしました。
(...本当は棚板全部を塗るほど、ワックスが残っていないからなんですが...)
結構、いい感じだと思いません?
もともと置いてあったニトリのハンガーラックを撤去し、作成したハンガーラックを設置しました。以前のものより一回りスペースを余分に占有してしまうことになりましたが、オープンな作りなので、圧迫感は少なくなった気がしますね。
実際に使ってみた感想ですが、やはり、ボックスを斜めに置くアイデアは正解でした。畳んだ衣服が崩れることなく収納できるのでストレスがありません。取り出しもしやすいです。
ただ、45度に傾けたのはちょっと やりすぎ でした。構造上、前に重心が掛かるので棚板が外れそうになります。
40度くらいがバランス的にはいいのかも。
そして、この夏に作ったもの達がこちらになります。
結構作ったなー。
筋トレ目的のフラットベンチから始まって、小さい机、扇風機リメイク、ハンガーラック小と大ですね。
これで一通りの寝室改造は終了です。
次は何を作ろうかな。