【活用】あられ組みの収納ボックスをDIY【トリマーテーブル】
先日から作りこんでいるトリマーテーブルやディスクサンダー。
最近は治具や機械ばかりの作成で、作品とか全然作っていません。
治具とか考えたり作ったりするのは 楽しい のですが(笑)
何か作るもの無いかなーっとあたりを見回した時に目に入ったのがトリマービット。
安物のセットでもともと木箱に入っていたのですが、ビットを差し込む穴(樹脂のソケットみたいな感じ)がきつくて、イマイチ使い勝手が悪い。抜き差しするときにケガをしそうな感じです。
ということで、今回はあられ組みで箱を作ってトリマービットを格納しよう!という回です。
上の写真は暫定で作成したビット収納です。
あられ組みの治具も作ったし、収納ボックスなんて簡単に出来るだろう。っと思っていましたがミスの連発でした。作ってみないとわからないこともあるよねー。
Make a finger joints box.(トリマービットの収納ボックスをあられ組みで作る)
まずは材料の切り出し
収納ボックスのサイズですが、上の写真のビット収納の長さが26㎝くらいだったので切りのいいところで25㎝の長さにすることにしました。幅は板の幅10㎝。高さは板の幅を使うと10㎝になるのですが、そんなに必要なさそうだったので8㎝に決めました。
今回は図面など一切作らず、その場のノリで作っていきます。(これがあとあと苦労することになるのですが...)
あられ組み加工
箱の側面の板を8㎝に切り詰めたら早速あられ組み加工です。
治具を作ってあるので、最初に加工後のかみ合いだけ調整したらあとは加工するだけ。
最初に捨て板で何度かテストして治具の位置合わせを行っています。緩すぎず、きつすぎずが理想。
今回は入手したてのエンドミルを使って加工してみました。以前のエンドミルよりも削る際の抵抗がなく加工出来ました。切れ味が長持ちしてくれるといいですね。
今回使ったのはこのビットです。
ここで上手くかみ合えばもう出来たも同然のような気がしていました...。
底板をはめる溝を加工
側面には底板をはめる為の溝を加工します。底板は5.5㎜程度の合板があったので、それを利用します。底板のサイズは側面の出来上がりを見て切り出す予定です。
溝加工は通常のフェンスと前回作ったフェザーボードを使います。側面の端から端まで溝を切ってしまうと組み合わせたときに隙間が出来てしまうので、端を残す感じで溝を切らないといけません。
写真の手前のばねクリップで留めている板は、ストッパーの役目です。板に当たったところで溝切りが終了する計算です。
底板がはまら無い
溝加工が出来たのでトリマーテーブルを片付けて、底板を切り出し。
箱の側面は出来ているので、内寸から3mm程度大きいサイズで底板を切り出し。
上手くはまるか仮組みしてみます。
仮組してみると、上手く底板がはまりません。
よくよく見るとはめる溝の長さが微妙に足りていません。あられ組みの部分に掛からない程度に溝を切ればいいかと思っていましたが、内寸より大きい底板になることを計算していませんでした。(一つ目のミス)
底板の角を削ってはめようかな?っとも思いましたが、考え直してもう一度トリマーで加工し直すことにしました。
作業台に載せる設計のトリマーテーブルなので出し入れは少し面倒ですね。
再加工後はばっちりです。すでに底板を切り出してあるので現物で確認も出来ますね。
反省その1:ちゃんと設計して最初に部材を切り出しておけば確認できた。
接着して箱にする
接着剤を塗って、部材を組み合わせて箱を作っていきます。
接着剤をあれれ組みの部分に塗らないといけないのですが、入り組んでいるので筆とかあると効率がいいですね。接着剤を塗るので毛先に腰のある筆が良さそう。
という訳で探してきたのがダイソーのお掃除ブラシ。
刷毛の部分もビニール素材なので腰がありそうです。刷毛の反対側もへらのようになっているので広い面を塗り伸ばすのにも良さそう。
使ってみた感じだと、もう少し毛足が長いとより使いやすいと思いますが、弾力もほどよく使い心地は悪くなかったです。今後ボンドを塗る際には活躍しそうです。
この工程の反省点は...、
盛大に垂れまくってます。
反省その2:ボンドは適量
垂れたボンドはふき取ったつもりだったのですが、動画を後から確認すると内側に垂れたボンドに気づいてないですね(´;ω;`)
箱を仕上げる
接着できたら箱の周りを削って綺麗に仕上げていきます。
あられ組みをする際に、かみ合わせ部分は少し出っ張るように加工します。出っ張った部分はサンダーなどで削って表面を整えるのですが、「削って仕上げないといけない」「だから少し大きめに箱の幅を」っと考えていました。
ところが思ったよりもかみ合わせ部分の削る量が少なかったために、天板の幅が逆に狭くなってしまうという問題が発生。
反省その3:幅を決める時は削り代のサイズに注意すること。
まあ、側面の板を手押しカンナで削れば調整可能だろうっと思っていました。
手押しカンナで悲劇
手押しカンナで側面を削ったところ、悲劇が発生。
ちょっと考えれば予測がつくことなんですが、短手の側面のあられ組みの部分がべろべろにささくれてしまいました。(´;ω;`)
反省その4:あられ組みで、手押しカンナで側面を削るのは厳禁
今回は天板の幅が狭かったというのが最大のミスなんですが、あられ組みの箱を作る際にはカンナ類での表面を整えるのは厳禁ということですね。サンディングやアサリなしののこぎりなどで表面を整えるが正解だと思います。
ここから先はリカバリが大変。
そこそこの見栄えがするまでサンダーでサンディング。
蓋と本体を分離
なんとか箱の形に整えたので、テーブルソーを使って蓋と本体に分離します。
ここは簡単。
丁番などの金具を取り付けて完成
分離した蓋と本体を丁番を使ってつないで、留め金などを取り付ければ完成です!
丁番やら留め金などはセリアで買ってきました。
初めてのあられ組みの収納ボックスは数々の失敗をのり超えて一応完成させました。
次回からはこの経験を生かして作ることが出来るでしょう!
もう一段上の精度で作れるようになりたいですね。
あられ組みの治具の記事はこちらです。