作業小屋を改造【第一弾】
こんにちは。おみけんです。
今回は、板壁を作った際に余った端材を使って簡単なキャビネットを作って、作業小屋の収納を改善しよう!っという記事です。
束で買った100㎜幅のヒノキKD材ですが、抜け節が多くて、比較的綺麗な部分を使って板壁を作ったので、結構、端材ができちゃいました。この端材を使って収納を作ってみたいと思います。端材も使わないと溜まる一方ですからね。
構想
作業小屋には建てた直後に作った100均プラスチックコンテナを使った簡易的な引き出しがあります。
引き出しのように引き出して使えるように周りに枠を作って使っていたのですが、レールから外れたり、引っかかって引き出せなかったりと、以前から少し不満がありました。今回はこれを置き換えたいと思います。
だいたい、一つの引き出しの高さが10㎝。奥行きが30㎝程度ですね。
トリマーで12㎜幅の溝を掘って、底板などをはめ込んで引き出しを作る計画です。
引き出しの作成
端材を切り出し
端材を切り出しました。
引き出しの底板はヒノキ材を2枚使って作る設計でしたが、端材が足りなそうだったので急遽、在庫の針葉樹合板を使うことにしました。この合板ももう4,5年寝かしてあるので、なかなかいい色に変色してます。
この材料で引き出しを六つ作る予定です。
トリマーで溝堀り
続いて、前板と後ろ板、側面に12㎜の溝をトリマーを使って掘っていきます。トリマーって高速回転でかなり甲高い音がするので、恐怖心があおられますね。落ち着いて作業するには耳栓をするといいです。私はイヤーマフを愛用しています。
粉だらけになりながら作業。
ざっくり溝を掘ったら、サンドペーパーで綺麗に削ってやります。
引き出し組み立て
3mm程度の深さの溝ですが、合板をはめてみると意外としっかりと組みあがります。
在庫の材料を使ったので12㎜厚の底板ですが、底板はこんなに厚くなくてもいいですね。
引き出し組み立て完了
引き出しの組み立てが完了しました。
まあまあの精度ですかね。出来るだけ抜け節部分は見えないところになるように板取りしてみました。ここまでは順調!
本体の組み立て
引き出しが出来たので、引き出しを収める本体を作っていきます。
在庫の材料は杉の座板と針葉樹合板。ちょっと足りなさそう。
ひとまず、座板を自動カンナで製材して、引き出しのサイズに合わせて切り出してみました。
引き出しを乗せる棚板に針葉樹合板を。側面と天板に杉板を使うことにしました。棚板は合板で間に合いましたが、側面と天板はあと10㎝ほど足りません。
っということで、杉材を1本追加で買ってきました。丁度良い材料(12㎜厚程度でプレーナー掛けされたもの)が無かったので、1x4規格の杉材を買ってきて、自動カンナで厚みを調整しました。
ぴったりサイズです!
本体組み立て一工夫
本体は大体形になってきました。
ヒノキ材の端材を10mm幅くらいに細くカットして角材を用意。
これを何に使うかというと、棚板の合板の木口を隠すために、貼り付けていこうと思います。ちょっとひと手間ですが、見た目が随分とよくなります。
キャビネット完成!
引き出しに取っ手を付けて(取っ手はセリアで購入)、キャビネットが2棹(さお)完成しました!
構造的にはカラーボックスにぴったり収まる引き出しっといった感じです。
出し入れもスムーズ。
塗装はどうしようかな?っと迷いましたが、作業小屋で使うので無塗装のままで使うことにしました。
作業小屋の収納改造
さて、冒頭にも書いたようにプラスチックコンテナで作った簡易キャビネットと入れ替えていきます。
入れ替えてみると、周りもいろいろ整理したくなってきますね。
いままでは棚の上に無造作に積み上げていたものを出来るだけ壁面を使って綺麗に収納していきたいと思います。
まずはのこぎり類を壁面に収納する為のホルダーを作ってみます。マグネット治具にも使っている3㎝幅のマグネットを2つ半並べて、複数ののこぎりを貼り付けるようなホルダーを作ります。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、耳(樹皮)が付いていて使えなかったヒノキ板にマグネットを収める為の溝を掘りました。
プラスチックコンテナの簡易キャビネットに使っていた天板を使ってホルダーを作成。マグネットでくっつけて、柄の部分を支える棚を取り付けてあります。ついでにバネクランプも棚部分に挟んで収納。
っで、あれこれ作って今のところ、こんな収納になりました。
左側の壁面には、ドライバー類を指すホルダー。ブラックアンドデッカーの電動ドライバーを収納するホルダーを取り付け。
右側の壁面には先ほど作ったのこぎりホルダー。それからハンマー類のホルダーを作りました。ハンマー類はちょっとスペース効率が良くありませんが(笑)
あと、イヤーマフの置き場やらサンダーや治具類を置くためのホルダーも追加してあります。
キャビネット上の棚はモノであふれていたのですが、すっきりと整理することが出来ました。
っと、かなり綺麗に収納出来ているように見えますが、写真のマジックです。
足元はぐちゃぐちゃ。まだまだ全然整理できていません。
という訳で、しばらくは作業小屋の環境整備を続けていこうと思います。
いい作品は環境から。...多分。
過去の壁面収納作成の記事はこちら