時計キットで置き時計2号をDIY(型紙あり)
前回作った置き時計ですが、横から見た形がちょっとイマイチだったので、型紙を検討し直して2号を作ってみました。
1号の記事はこちら
前回の反省点
前回の反省点って程ではありませんが、前面と背面の長さを変えれば上面が斜めになるだろうということで、適当に長さを決めて、型紙を作ったのですが、それだけではダメですね。
特に両側の側面と上面のつながり角度をきちんと求めないといけません。
上面の角度を20度傾けると決めれば、側面の角度も自動的に決まります。
(上面と側面が接する角の前方側が110度、後方側が70度)
上面と右側面を図解したものになります。
デザイン的に底面をちょっと絞りたかったので、今回の型紙では下の方の角度を採用しています。
作成
型紙が出来たらあとは作るだけ。
型紙は厚紙にインクジェットプリンターで印刷して、カッターで切って作ります。
セリアに5枚入りくらいの白い厚紙が売ってて、何枚かストックしています。
革に型紙を写す際は、下の写真のようにA4のブリキ板をラミネート(粘着式のラミネートフィルム)したものを敷いて、型紙上からネオジム磁石で抑えて丸錐で罫書きます。型紙と革がずれないし、向きも自由に変えられるので快適です。
ラミネートしている理由は誤ってブリキ板で手を切らないための安全策です。
いろいろと細工をしていきます
と言っても、たいした加工はしていませんが。
時間の目安となる位置にカシメをつけて、今回は刻印を押した革を前面に取り付けてみました。
1号も刻印を押したのですが、このベビーバッファローの革は表面が固いせいか、あまり刻印がはっきりしません。
今回はカーフの端切れでタグを作ってみました。
完成
角を縫ったら完成です。
いい感じに収まりました。
パット見た感じは1号とほとんど変わらないんですけどね。
あと、ちょっと針の部分が飛び出しすぎだったので、内側に3枚ほどスペーサー用の革を入れてあります。
今回の置き時計の型紙は以下になります。
型紙の利用は自己責任でお願いします!