おみけん@caDIY3Dのモノ作り

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おみけん@caDIY3DがDIYした作品(木工やレザークラフト)の記録と3DCADソフトcaDIY3Dの機能紹介など。

古い扇風機をリメイク

こんにちは。

先日からフラットベンチや小さな机を作って寝室のコーナー部分に置いているのですが、その横に鎮座する、我が家で一番古い(と言っても10年モノくらい?)の扇風機がなんともチープで雰囲気がよろしくない。

色でも塗ったら雰囲気変わるかな?ということで今回は扇風機のリメイクに挑戦です。

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扇風機リメイク!

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まずは情報収集

扇風機を塗装するというアイデアは、以前ネットのどこかで見かけた気がしたので、ネットで「扇風機 リメイク」などのキーワードで検索してみました。

ただ単に塗りなおすというだけではなくて、錆塗装を施したりと結構皆さんこだわってリメイクしてたりしますね。

塗装方法もさまざまで、ラッカースプレーで塗装したり、塗料を刷毛で塗ったりといろいろあります。

私の場合は、プラスチック用のプライマーで下地処理して、ミルクペイントで塗装してみようと思います。

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ベースとなる扇風機

本当はスプレーで塗装したかったんですけどね。何件かホームセンターをめぐってみたのですが、気に入る色が無かったんですよ。

 

バラせるだけバラして下地処理

もともと段ボールに梱包されて売っているので、ある程度までは工具なしでもバラせますね。モーターのハウジング部分もネジを3つ外すだけでバラすことが出来ます。

ただ、古い扇風機にある首振りを切り替えるノブ?の部分が引っかかって格闘しましたが、何とか外せます。

操作ボタンの部分も簡単に外せたので、塗装しやすいようにボタン部分も外しておきました。タイマー部分のつまみもマイナスドライバーでこじると簡単に外せます。

注意書きなどのシール類も全部取っちゃいました。

この辺りの作業は、自己責任です。当然ながらメーカー保証などは受けれません。古くて、ダメになってもいいやくらいの扇風機で実行ですね。

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バラせるだけバラしてみました

ばらしてみると結構内部にホコリなどがたまっています。ブラシと掃除機で掃除しながらバラしていきます。

カバーのセンターにはロゴが印刷されていましたが、結構厚みがある塗装です。

このまま塗装すると浮き出てきそうなのでサンドペーパーでやすって取っちゃいます。

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ロゴ部分の塗料を取る

今回は、塗料を刷毛塗り(スポンジブラシでですが)するので、塗料が密着しやすいようにプラスチック用プライマーを下地処理として吹いてやります。

たぶん、これをしないとはじいてしまって塗料が乗らないと思います。

 

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プラスチック用プライマー

塗装しない部分には、ビニール袋などで覆ってマスキングテープで養生します。

準備が出来たらプライマーを吹きかけます。作業小屋の中での作業ですが、換気を十分に行うことと、マスク、ゴーグルなどの防護装備は必須です。

裏表まんべんなく。乾くまでは1時間ほど放置です。

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プライマー塗布の状態

いきなりですが、塗装完了

プライマーが乾いたら、本体部分はターナー色彩のミルクペイント「グリーンアーミー」で塗装。何度か重ね塗りをしますが、1度目はかすれる程度でもOKです。2度目以降でしっかりと塗り重ねていけば大丈夫でした。3回重ね塗りを行いました。

羽根の部分は、アサヒペンのストーン調スプレー「ブラック」を使って塗装してみました。

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各パーツの塗装

カバー部分って刷毛塗りで塗装できるんかな?っと思っていましたが、細かい部分にはやっぱり色が入っていかないのですが、全体的には何となく塗ることが出来ました。

...で、ここで悲劇が発生。

写真のようにカバー部分は天井の梁にぶら下げて塗装作業をしていたのですが...

何かのはずみで落下。

ミルクペイントボトルを直撃

Tシャツとズボンに盛大にぶちまける

そして床に1/2の塗料がこぼれてしまう😭

ショックでした。

 

大体の塗装が完了したので組み立て

おおむね塗装できたので、元の形に組み立てて、正常に動作するか確認しました。

問題なさそうです。

組み立てた写真がこちら。

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だいたいの塗装は完了

なかなかいい雰囲気に塗装できたと思います。

羽根の部分はこんな感じの塗装になっています。

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羽根部分(ストーン調スプレーで塗装)

ストーン調ですが、鋳物風にも見えますね。

全体的にちょっとシンプルなので、ステンシルなどを施してみようと思います。

 

ステンシルのデザインを準備

Inkscapeというソフトを使って、ステンシルのデザインを考えてみました。

アーミー色の塗装ということで、それっぽい画像を作ってみました。

あとは、ボタン周りや土台に合わせて文字などを配置。

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ステンシルデザイン

大きさなどを確認するために印刷して切り抜いて本体に合わせてみました。

大きさなどは大体良さそうです。ただ、タイマー部分は文字が離れすぎているので見直しを行いました。

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ステンシル配置のシミュレーション

ラベル用紙を使ってステンシル作成

ダイソーの貼ってはがせるラベル用紙を使ってステンシルを作っていきます。

普通にインクジェットプリンタで印刷して、黒い部分をカッターで切り抜きます。

フォントが小さすぎたり、カーブが多いと切り抜きに苦労します。

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ラベル用紙

頑張って切り抜きました。

使い捨てになっちゃいますが、再利用することもないし、ステンシルって端が浮いちゃうと文字がはっきりと出ないので、ラベル用紙を使うと簡単に密着出来て良いと思います。

 

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ステンシル完成

「SO FAR SO GOOD」って、朝の情報番組「Zip!」のコーナー「べらべらEnglish」で紹介されていたフレーズで、「今のところいい感じ」という意味らしいです。

...いい感じに仕上がってくれると良いのですが...。

 

ステンシルで塗装して仕上げ

ラベル用紙なので、裏の台紙をはがすとシールとして貼り付けできます。位置合わせをして扇風機に貼り付け。端が浮かないように上から圧着します。ステンシルの細い部分は簡単にちぎれちゃうので、こすらないように上から圧着する感じで慎重に。

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ステンシルシール貼り付け

あとは白の塗料で、スポンジを使ってポンポンと色を載せていきます。が、これの加減が難しい。いまだに上手くいったことがありません。スプレーなら割と綺麗に仕上がるんですが...。

あと、剥がすタイミング。完全に乾いてからがいいのか、すぐに剥がした方がいいのか。完全に乾くとステンシルとくっついて上手く剥がれない気もするし...。

私はすぐに剥がす派ですが、合っているのかな?

 

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ステンシルを施して完成!

案の定、にじみまくってます。遠くから見ると良さそうには見えるんですけどね。

まあ、雰囲気があればそれで良しとしましょう。自室で使うだけだし...。

 

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男前なコーナーになってきました

早速、寝室に持ってきました。

なかなか良い雰囲気になってきたと思います。

こうなってくるとベンチも塗装したくなりますね。そのうち塗装したいと思います。

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