杉材を使ったスツールの作成
こんにちは。おみけん@caDIY3Dです。
ブログ最初の作品は杉材を使ったスツールです。
このスツールの元ネタは「さくやこのはのDIY」さん
さくやさんからの情報を元に、杉材を買ってきました。12x45x2000の杉材を3本。
…実は何も考えず2本でいいかーと最初買ってきたのですが、よくよく考えると構造上、ひとつの脚に2本の部材が要るので、全然足りませんorz
…買い足しに行きましたよ…。
- テーブルソーで脚の部材を切り出し
- 貫の部分の加工
- caDIY3Dでサクッとシミュレーション
- テーブルソーで斜め加工
- 脚部分の組み立て
- 塗装はミルクペイント
- 座面を作っていきます
- いい柄の布が見つかりました
- 完成!
テーブルソーで脚の部材を切り出し
サクッとテーブルソーで脚の部材を切り出し。
脚の長さは48cmにしました。長さを揃えるために養生テープでまとめてイッキにカット。
貫の部分の加工
貫の部分は上部が25cm、下部が30cm。
相欠き継ぎで組み合わせます。杉材は柔らかくて加工しやすいのですが、ついつい切り過ぎたり削り過ぎたりしがちなので慎重に。
切り欠き部分は現物合わせで加工します。
ピッタリ収まると気持ち(・∀・)イイ!!
と、ここまで順調に進んだのですが、ここから先現物合わせで何とかなるかと思っていたのですが、意外と難しい。
やっぱり角度とか位置とか決まってないと手が止まっちゃいますね
caDIY3Dでサクッとシミュレーション
という訳で、今更ながらcaDIY3Dでサクッとシミュレーション。貫のサイズと位置、脚の長さを考えると6度くらいの角度が良さそう。
テーブルソーで斜め加工
角度が決まれば後は何とか加工するだけ。
あれやこれや工夫(大雑把💦)しながら、テーブルソーを使って斜めにカット。脚は足下に向かってテーパーがつくように適当にカット。ここはフィーリング(笑)
脚部分の組み立て
設計図があると、迷いなく作れますね!
まだ足下を絞ってませんが、脚部分はほぼ完成!杉材だから軽いだろうなと思ってましたが、想像以上に軽い!強度もしっかりとしていて優れたデザインなんですね。
塗装はミルクペイント
塗装はターナー色彩さんのミルクペイントで。
杉材の柔らかい感じも残したいので、薄めにペイント。いつもは3回ほど重ね塗りしてしっかりと塗装するのですが、今回は1回塗りで。
座面は針葉樹合板からテーブルソーを使って丸く切り出しました。治具を使うとテーブルソーでも丸板が切り出せます(厳密には多角形かな?)
丸板は裏面だけペイントしておきます。
座面を作っていきます
在庫のチップウレタンスポンジ(2cm厚)を3枚重ねで座面の下地を作ります。ここに布を被せれば完成します。もう一息。
布を買い出しに出かけます。
いい柄の布が見つかりました
なんとなくレトロな雰囲気の布を購入。
気に入った柄に出会えるかどうかは一期一会、運しだい。
沢山の端切れの中から選ぶのですが、気に入った柄に出会えてよかった(笑)
タッカーを使って綺麗なドーム型になる様に引っ張りながら固定します。
完成!
最後にタッカーの針を隠すようにぐるっと布テープで巻いて完成です。テープは両面テープで貼ったあと、端の合わせ部分は小さいビスで、全体は椅子鋲で固定しました。
久しぶりに作ったスツールですが、過去最高に軽く安定したものに仕上がって、満足です。
ちょっと座面が失敗(もっとふんわりと丸くしたかった)でしたけど(笑)