木工機械の収納台をDIY
こんにちは。おみけんです。
今回は、下の写真の木工機械を収納する台を作成したいと思います。
左の機械が自動カンナ。右の機械が卓上丸ノコになります。どちらも結構かさばるのですが、狭い作業小屋の床の上に鎮座しております。
構想と設計
今回、収納しようとしている木工機械ですが、まずは自動カンナ。自動カンナというのは木材の表面をカンナ掛けしてくれる機械です。木材を機械に差し込むと自動で吸い込んで、カンナ掛けして後ろから排出します。木工では難易度の高い、厚みの変更が出来て、表面が綺麗に仕上がるという夢のような機械です。
機械でカンナ掛けするには、手持ちで使う電動カンナ。電動カンナを逆さま(削る面が上面にある)にして据え置きにし、木材を押し付けてカンナ掛けする手押しカンナ。それからこの自動カンナがあります。
それぞれ用途が異なるのですが、本格的に木工をするなら自動カンナは必須の機械ですね。
...まあ、私は本格的というほど活用できていませんが...。
もう一つの木工機械が卓上丸ノコ。こちらは小屋を建てる時に購入しました。大量に角度切りが必要になる小屋づくりでは、卓上丸ノコ、あるいはスライド丸ノコは必須ですね。
どちらも重たい木工機械ですが、特に自動カンナは40㎏近くの重量があります。これを使うときにはいちいち作業台に持ち上げて使っていたのですが、そのうち腰を痛めそう。卓上丸ノコはあまり出番が無いので、ひとまず収納台の下の部分に置きます。
ということで、自動カンナは作業台(テーブルソー)と同じ高さになるようにしたいので、収納台も作業台に高さを合わせたいと思います。テーブルソーの高さを測ると805㎜(なぜか中途半端)でした。収納台はキャスターを付けて移動できるようにしたいと思うので、キャスターを含めて805㎜になるように設計します。
ここ重要で、合わせたい高さや幅などがある場合は、実測しておきましょう。
思い込みで、確かこれくらいだったで進めると、作った後で間違いに気づくことになります。(当初、高さは700㎜くらいと思っていました。測っておいてよかった💦)
収納台の奥行きは、在庫の合板の幅(310㎜)で。幅は700㎜くらいですかね。
ホームセンターでキャスターを購入。65㎜の高さがあります。
それを踏まえて設計しました。
設計の様子を動画にしてみました!
設計にはこちらのソフトを使用しています。30日間無料。
加工と組み立て
ここからは写真中心で作成途中を紹介。
まずはパパっと設計に合わせて2x4材をカット。
構想としては枠を二つ作って上下に配置し、2x4の柱で繋ぎます。上の枠は重量物が乗るので、柱に切り欠きを入れて枠を載せる形にします。唯一の加工。
枠を二つ作ります。片方が少し大きいのがわかりますかね?
大きい方が上の枠です。
枠を柱で繋いで、だいたい形になってきました。
本体にキャスターを取り付け。
一応、ブレーキ付きを2つとブレーキなし2つ。
針葉樹合板を切り出して本体に貼り付け。これで完成!
収納してみました
収納してみました!
高さはばっちり作業台と合わせましたので、移動すればすぐに使えます。
これで毎回、腰に気を付けながら自動カンナを持ち上げなくても使えます!
在庫の針葉樹合板を基準に奥行きを決めましたが、もう少し幅が必要だったかなぁ。
卓上丸ノコも収めましたが、台からはみ出しちゃってますね。
もう一工夫したいところ。また考えてみます。