フラットベンチVer2の改造
こんにちは。おみけんです。
気付いたらもう10月の後半。そろそろ紅葉の季節ですね。
今回は前回記事にしたフラットベンチVer2の改造について書いていこうと思います。
Ver2では、傾斜した背もたれを作るためにV字型の枠を作り、その上にクッションを置いて利用することを考えていました。
で、いざ実際にこの状態でトレーニングしようとすると、V字型のくぼみが浅すぎて、全然安定しません。
腰の下辺りまでしか支えられないので、ちょっと背中に力を入れるとクッションが倒れてしまって使い物になりません。😭
改善したい点(おさらい)
前回の記事の最後にも書きましたが改善したい点は以下の通り。
ひっくり返すのが大変
2x4材を使って組み上げたベンチは意外と重たく、ひっくり返すにもいろんなものにぶつけない様にっとか思うと案外気を使います。
V字部分が浅すぎる
冒頭にも書きましたがV字部分のくぼみが浅すぎて、全然背中を保持してくれません。なんとか背中を支える部分を延長しないと使い物になりません。
そこで、背中側を支えるフレームを延長する案を考えてみました。通常はVの字部分に折り畳んでおきます。
この案にした場合、フラットベンチとして使う際、ひっくり返すと三角部分を繋げる為の丁番が床面につくのでおそらく収まりが悪いです。
...改造よりも全く新しく作り直す方がいいかも?っと頭をよぎります。
いっそ、裏返すとか面倒なことは止めるとか?
ここからさらにアイデアを出していきます。
裏返すのが意外と面倒ということが分かったので、いっそ、V字部分が上に向くように以前の座面を外してしまったらどうでしょう。
常にM字の状態で利用するというアイデアです。もともとクッション部分は分離できるように作ってあるので、延長部分を折りたたんで、上から被せればフラットベンチとしても利用できますよね。
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Ver2をバラして構造を検討
アイデアはまとまったので、実際に出来るかどうかを検討してみます。まずは大きめサイズの丁番を買ってきました。
座面を外して、裏返した状態でV溝を塞ぐように切り出した木材をはめて、丁番を当ててみます。
やっぱり軸の出っ張りが邪魔になりますね。どうしようかな?
外した座面ですが、もともとの脚部分と再び合体して、普通のフラットベンチとして復活させました。
軸の部分は悩みどころではありますが、ひとまず構想通りに作ってみようと思います。
マグネット治具を使って角度切り
マグネット式の治具を使って角度切りを行います。マグネット式の治具を使うにはアサリの無いのこぎりを使う必要があるのですが、アサリが無い為、鋸の滑りが悪くなる場合があります。
アサリは、鋸刃を滑らかに前後させるために、すこーしだけ鋸刃と木材に隙間が出来るようにする目的があります。それが無いので、木目によっては鋸刃が挟み込まれて動かなくなってしまいます。それを軽減するために、あらかじめ何か所かに切り込みを入れておくと、抵抗が減るようです。
直角組み立て用のガイド治具
もう一つ治具。
こちらは直角に材料を組むための治具です。使っているところの写真ではありますが、ちょっとわかりにくいですね。今度全体像の写真を紹介したいと思います。
直角クランプの代用治具ですね。
組み立て
切り出した材料を直角三角形に組み立てます。
で、丁番が収まるようにノミで丁番の大きさに掘り込みを行います。
あまり綺麗ではありませんが😅
でも、ノミを使っていると大工さんになった気分ですね!
さて、上の写真の部分。ここに丁番を当てがってビスを打つと下の画像のようにビスが飛び出してしまいます。
少し格好悪いですが、上の画像で言うとビスを左側に傾くように打って何とか固定しました。
軸の部分の出っ張りはクッションを置く際に邪魔になるのですが、クッション側の板にトリマーを使って掘り込みを作ることで回避しました。
もっと良いやり方が思いつけばいいんですけどね。思い浮かびませんでした💦
で、最終的にはこんな形になりました。
割と違和感ないですね。
短い動画ですが、変形シーンです。(そんなだいそれたものではないですが💦)
使ってみましたがインクラインモードでも安定していて、ちゃんとトレーニングに使えそうです。
ちゃんと筋トレに使っていきたいと思います!
フラットベンチの過去記事はこちら
omiken-cadiy3d.hatenablog.comomiken-cadiy3d.hatenablog.com