フラットベンチ(トレーニング用)をDIY
こんにちは。
一念発起してダイエットを始めて早一ヵ月。
ダイエットと言っても基本走るだけなんですが、それでも、この一ヵ月での走行距離はもうすぐ200㎞になるというのに(基本、雨が降ってなければ5~8㎞程度走ることにしています。雨が降ったらサボろうと思っているのに、意外とサボれない)体重が 微動だにしない...。
まあ、体重が減ることよりも、お腹周りの浮き輪のようなぜい肉を何とかしたいのですが、こちらも見た目全然変わらない orz
このままではイカンということで、ダンベルを使った筋トレも取り入れて、基礎代謝を増やしていきたいと考えています。
ダンベルトレーニングに使うベンチとは
ダンベル自体は、以前から家に置いてあるのですが、見事にオブジェと化しています。たまに気が向いたときに使っていたのですが、今回ちゃんとトレーニングをしてみたいと思います。
効果的なトレーニングを検索するとベンチを使って行うと良さそう。
ということで、ベンチが欲しいな~っということに。
ひとまず、フラットなベンチが初心者向けらしく、そんなに高いものでもないのですが、せっかくならDIYしてみようと思います。
まずは設計
サイズ感は長さがだいたい110㎝くらいみたいですね。高さは40㎝程度みたいです。幅は30㎝程度かな?そんなに幅広ではないですね。
ベンチの上で運動することになるので、そこそこ頑丈じゃないといけませんね。
座面は2x4材三枚並べた形にしようと思います。
で、脚の部分のデザインは悩みどころなんですが、トレーニングに飽きた(オイ)時の為に、普通のベンチとして使えるデザインを考えてみました。
脚の一部を斜めにカットすることでちょっとスマートさを狙ってみました。
基本、切ってビスで留めての簡単組み立てを考えています。
設計にはこちらのソフトを使用しています。30日間無料。
フラットベンチを作る
では、さっそく作っていきます。
まずは材料を入手
朝からホームセンターに行って、2x4材 6ftを4本買ってきました。
1件目のホームセンターはあまり品ぞろえが良くなかった(だいぶん選別された後のものしかなかった)ので、 ホームセンターをはしご。
2件目のホームセンターはいい感じのSPFがあったので、捻じれや反りが少ないものを厳選して購入。とは言え、やっぱりバラツキはあるんですけどね。
座面から作っていきます
座面は110㎝にカットした2x4材を3本並べる設計です。ひとまず自作テーブルソーで110㎝にカットして並べてみました。
単純に並べるだけでいいかな~っと思っていたのですが、時間もあることだし、ちょっとでも見栄えが良くなるように頑張ってみることにしました。
まず、SPFは角が面取りしてあるので、手押しカンナを使って角が立つまで削りました。これでピッタリとくっつけられるのですが、並べてみると結構厚みにばらつきがあります。
写真は無いのですが、秘蔵の自動カンナ(買って10年近く経つけど、試し削りしかしたことない代物)を引っ張り出して、厚みを揃えてみることにしました。
動くかどうかが心配でしたが、ちゃんと削れました。
機械自体がめちゃくちゃ重たくて段取りするのが億劫ではありますが、それに見合った結果が得られるので、今後はちゃんと使ってあげたいと思います。
↓ こちらが秘蔵の自動カンナ。10年くらい前に思い切って買ったのに、その重さ(37㎏)と爆音にビビッてほとんど使っていませんでした...。もったいない。
ポケットホールで板接ぎ
自動カンナと手押しカンナで仕上げた座面用のSPFは、木工ボンドとポケットホールで接いでいきます。ポケットホールは写真のような治具とドリルで斜めに穴を開けていきます。
ビスケットやさねを使った板接ぎでは木工ボンドが乾くまでクランプなどで圧着しないといけないのですが、ポケットホールを使うとビスで締めあげるので待たずに作業が進められます。時短DIYには最適ですね!
ポケットホールを使うといろいろな加工がスピーディーに進むので、おススメの加工方法です。
座面完成!
板を接いだ後にもう一度自動カンナに通して、表面の段差を払いました。
サンダーとかで段差をとることを考えると、段取りが面倒でもあっという間に加工できるので、自動カンナ素晴らしい。(なんで今まで使わなかったのか...)
カンナで角を面取りして、サンドペーパーで仕上げの研磨をして、座面完成!
納得の仕上がり。
脚部分の木取り
座面を取った後の端材と残りの1本から脚部分を木取り。
脚は一部を斜めにカットしてちょっとでもスマートに見えるように一工夫。
この斜めにカットが一苦労。
市販のテーブルソーなら角度切りなんてお手の物でしょうけど、自作テーブルソーなんで、基本、直角しか切れません。
45度にカットする治具は作ってあったのですが、1x4材くらいの厚みなら加工できるのですが、2x4材では使えません。
あれやこれや試行錯誤を行って、何とかテーブルソーを使って斜めに加工。簡単そうに見えて意外と難しかったです。
おかげで、組み立てた脚のデザインはスマートに収まったと思います。
座面と脚部を組み立てて完成!
貫の部分もビスで留めて、脚部と座面をビスで固定(脚部側から座面に向かってビスで固定)したら、完成です。脚部側からビスを打ったので、座面にはビス穴もなくスッキリ。
室内で使うトレーニング用のベンチなので塗装はしません。
トレーニングに飽きて普通のベンチとして使う際にはワトコとかで塗装しようかな~。
材料代は1600円程度。ビス(コーススレッド)などは在庫品を使いました。塗装をしないので、原価は(工数を除く(笑))お安く出来ました。
ダイエット物のDIY(DIY自体がダイエットになるとの話もあるが)では、こんな変わったスツールも作りました。よろしかったらご覧ください。