ステイホームでガーデンシェッドをDIY その3
ステイホームでガーデンシェッドを作るの3回目です。
いや~しかし、こんなに長い時間DIYに没頭したのなんて、何年ぶりでしょうか。ここ数年、何だかんだといろいろなものを作ったりはしていたのですが、遊びに行ったり、子供たちの行事に参加したりと、まとまった時間をDIYに当てることは難しかったですね。
私にとってはおうち時間。もっとあっても大丈夫です!
不謹慎 ですかね(^_^;)
それはさておき、その2の最後の状態はこんな感じ。
今回は外壁を作っていきます!
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外壁をどうするか?
この期に及んで...なんですが、屋根をかけた時点でまだ外壁をどうしようか決めていませんでした。なので、まずはどういった材料を使って、どういった形にするか決めないといけません。
最初は120㎜幅の野地板を隙間なく並べて外壁にしようかと考えていました。
この計画で行くと、野地板が50枚近く必要になります。野地板ってだいたい未乾燥の荒材なので、ぴったりとくっつけて張るなんて無理がありますね。あと、数が多くて大変。
で、ネットで検索すると、180㎜幅の野地板が存在するらしい。
そこで、180㎜幅、2mの野地板を使うことを前提で、鎧張り(板の一部を重ねて張る方法)した案で行くことに決定。30㎜重ねるとして、何枚の板が必要かを図面上でシミュレーションしたところ、28枚あれば出来そう。余裕をみて、30枚あればいいかな~っとホームセンターに買い出しに行きました。
なかなか計画通りにはいきません
地域で一番木材の品ぞろえが良いお店に行ってみましたが、お目当てのサイズの野地板が無い。やはり事前に調査しておくべきでしたね...。120㎜幅の野地板があるのは調べていたのですが...。
180㎜とは言わないけど、120㎜幅より広い野地板は無いかと、次のお店へ。
(こんなご時世なので、パッと行ってパッと買って帰りたかったのですが...)
次のお店にも180㎜幅の野地板は無かったのですが、150㎜幅の野地板を発見。12枚セットでしか販売していなかったので、3セット(36枚)を買って帰りました。
買ってきた材料で設計見直し
鎧張りの外壁を施工する場合、一番下にスターターと呼ばれる木材を取り付けます。で、野地板の上部だけをビスで固定します。こうすると、一つ上に重ねた野地板でビスが隠れるので、見た目も耐久性(今回ステンのビスを使ったので見えても問題ないですが)も上がります。また未乾燥の板を使うので乾燥に伴う木材の伸縮も、ある程度吸収できます。
当初180㎜の板で設計していたものを150㎜幅の板に変えるということで、被せ量を20㎜、130㎜ピッチで張ることにしました。だいたい、16枚の板があれば一面張れます。
一人で外壁を張るのは大変。そこで治具を使います。
さて、外壁に板を張る作業なんですが、一人で作業をするのは非常に大変です。2m近い板を水平であるかどうかを確認しつつ、ずれないように板を保持しながら、インパクトドライバにビスをセットして、ビスを打っていく。なんて、無理です!
そこで重要になってくるのが治具の存在。
木っ端を組み合わせただけの簡単な治具です。が、これが無いと一人で作業は出来ません。同じものを2セット作ります。
具体的には上の画像のような構成です。ここで130㎜というのが板同士のピッチになります。150㎜間隔で張りたい場合は、ここの寸法を変えます。
治具の使い方ですが最上段の板の下端に治具をあてがって仮固定用のビスで固定してしまいます。2か所治具を固定したら、治具の上に次の板を載せます(上の写真がその状態)。こうすることで、手を放しても板が保持できますし間隔も等間隔になります。あとは落ち着いてビスで固定していけば良いですね。
外壁張り完了!
あらかじめ板をガーデンシェッドの幅、奥行きの長さに必要数だけカットしておけば、上に記載した手順で張っていくだけですね。
準備がちゃんとできていれば施工はあっという間。
治具を仮止めして板を載せて固定していくの繰り返しなので難しいところは何も無いのですが、最後の屋根付近はつじつま合わせが必要になってきます。
側面の屋根付近は現物合わせで斜めにカットが必要です。背面も中央が屋根の構造に干渉するので一部切り欠きを入れてあります。
ここまでで3日目が終了。
まだ前面に扉を作ったり、全体の塗装なども行わないといけません。
4日目から扉の作成を行っていきます。(この時点でまだ扉の設計が終わっていませんでしたが...汗)
3日目終了時点の様子です。かなり小屋っぽい雰囲気になってきましたね!
扉の枠となる框の部材(未塗装の2x4材の部分)も取り付けてあります。
3日でここまで出来れば上出来ではないでしょうか!(自画自賛)
4日目以降はまた次回。